はい、それも意図的な設計です。誰もが同じ脅威に備えているわけではないため、アカウントモデルは単一の教義ではなく、段階式のはしごになっています。どの段階でもノートはエンドツーエンド暗号化されたままで、変わるのは鍵を誰が持つか、そして当社があなたについて何を知るかだけです。
便利さ寄りの端:Google、Apple、GitHubでサインインし、尋ねられたら「シンプルに使う」を選びます。当社がリカバリーフレーズを、サーバー上に保存時暗号化した形でお預かりするので、どのデバイスでもプロバイダーアカウントだけでサインインでき、バックアップするものも失うものもありません。正直なトレードオフとして、プロバイダーアカウントのメールアドレスは当社に分かり、サーバーが完全に侵害された場合には理論上、預かっている鍵が露出し得ます。現実的な脅威が標的型の侵害ではなく自分の認証情報の紛失なら、これは理にかなった選択です。
中間:プロバイダーでサインインしつつ「最大限のプライバシー」を選びます。フレーズは当社のサーバーに一切触れず、暗号化は完全にゼロ知識です。新しいデバイスには、フレーズか、サインイン済みデバイスからのQRスキャンが必要になります。プロバイダーのメールアドレスは依然として必然的に当社へ伝わりますが、たとえ強制されても、当社がノートを1件たりとも読むことはできません。
プライバシー寄りの端:プロバイダーを一切使わず、12単語のフレーズだけを使います。メールアドレスも、名前も、身元情報もなし。匿名でのPro購入と組み合わせれば、支払いをしてもどこにも名前が残りません。その代わり、鍵の管理は完全にあなたの責任です。サインイン済みのデバイスが1台も残っていない状態でフレーズを失えば、誰にも助けられません。
このラチェットは一方向にしか回りません。お預かり型から自己管理型へはいつでも移行できますが(当社が保存しているフレーズのコピーは削除されます)、こっそり元へ戻る道はありません。そしてどの段階でも、ローカルの保護層を上乗せできます。PINによるアプリロック、生体認証によるロック解除、ノートごとの保護です。